メジャーと日本の文化

皆さんはメジャーリーグの試合を観ますか?

 

やはり日本のプロ野球を観る方が多いと思いのかな?日本人メジャーリーガーが出場する試合を観たりする人も中にはいるでしょう。ダルビッシュや大谷目当てで!

スポーツニュースでは日本人メジャーリーガーの所属球団と個人成績しか取り上げられないですよね!

 

私が野球を好きになった2009年のWBCでは日本が世界一になり(2006年も)日本の野球が世界に通用するんだ!日本が1番なんだ!そう思っていました。

 

しかし、年数を重ねる度にメジャーリーグの本当の凄さ、強さを知りました。

強靭な身体から生み出されるパワー、スピード

は日本人と桁違いです。急速、スイングスピード、打球速度、飛距離、身体能力全てにおいて凄いです。

 

日本人野手がなかなか結果を出せない原因はこの上記に当てはまると思います。メジャー特有のムービングボールを打ち返すには、スイングスピードとある程度のパワーが必要です。内野手だと地肩とリストが強くないとシーズン通して守ることは不可能に近いです。

 

日本人はアメリカと比べると小柄で体格差があります。それをカバーするために小技、要するにスモールベースボールですよね!

 

近年では、主にパリーグでフルスイングする選手が増えてきました。柳田、森、山川、浅村など…

バントが減少傾向にあり2番に強打者を置く、ツーシームが主流、フライボール革命までとはいきませんがアッパースイングをする選手が増えてきましたよね。完全にメジャーリーグから取り入れてますよね。

 

日本は練習量が非常に多いです。良い所でもありますがもっとメジャーリーグの文化を取り入れて良いと思います。

 

前田健太が発言していましたが、肩と肘は消耗品という考えで投げ込みは全くしない。キャッチボールでフォームの確認、新しい変化球を試してみる、ブルペンは30球以下。急速を上げるならウエイトなどボールを使わないトレーニングをした方が効率的。全て共感出来ました。キャッチボール、ブルペン、試合を年間通して考えると凄い球数を放っていることになります。それをいかに減らすか。たとえピッチャーじゃなくてもノックなど長い時間受けて投げるのも多いと疲れますよね。

 

メジャーの中継ぎは10球以下で肩を作ります。逆に日本では何イニングも前から徐々に肩を作ってを何回も繰り返します。そりゃあ143試合続けてたら肩、肘に負担かかりますよね。

 

選手の身体を考えて文化を見直すのもありなのでは?